７０年代のイタリアのエッチな映画です。青い○○とかのシリーズで幾つもありましたね。これは日本未公開だったそうです。私的には「★★☆☆☆」星２つ。
真面目そうなタイトルですが、単なるエッチでお馬鹿なコメディ。原題は「The Sensuous Nurse」で「官能ナース」「官能看護婦」なんですが（笑）。こっちのほうが良い気がします。
登場人物全員がイタリアの太陽のごとく明るい。犯罪を企んでいるのだけど、罪悪感など毛頭ない。色事も金も人生を楽しむためにある。
戦闘シーンを見ると性的に興奮する人たち。ちょっと良くわかりませんが、面白い性癖だと思いました。
注）アマプラに入っていれば無料で見れます。もうすぐ公開終了。お早めに！
どこかで見た顔。女優のウルスラ・アンドレスと男優のジャック・パランス。ウルスラはこの時、39歳。「００７ ドクター・ノオ」に26歳で出ていました。個性的な顔なので、覚えていました。
ジャック・パランスは脇役のアメリカ人。悪人役が多い懐かしい俳優です。
【あらすじ】（ネタバレ含みます）
ワイナリーを経営する叔父の伯爵が浮気中に心臓発作で倒れ、甥や婿が集まる。医者は今日明日が峠だと言ったのに、一向に死ぬ気配はない。叔父が死んだら莫大な遺産を相続できるのに、と皆落胆。
そこで甥の一人、ベニートは昔愛人だったアンナ（ウルスラ・アンドレス）をスイスの病院から看病の為、呼び寄せた。叔父を興奮させ再発作であの世に行ってもらおうという計画だ。
アンナは真摯に伯爵の世話をする。死ぬどころか回復の兆しさえ見え始めた伯爵に、ベニートは「注射を打つとき、近づいて胸の谷間を見せろ」とか、「顔の近くでパンティが見えるくらいに腰をかがめろ」とか具体的な注文をつけるが、ますます元気になる。
とうとう伯爵は歩き回れるまでに回復し、アンナへの感謝はひとかたならぬものがある。親族がハゲタカのように財産を狙っている言質をつかんだ伯爵は全員屋敷から追い出してしまい、自分はアンナと新婚旅行に。そこで二度目の発作で彼は天国へ。元愛妻の隣に葬られ、全財産はもちろんアンナのもとへ。
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