昔のエッチなSM映画「堕靡泥《ダビデ》の星 美少女狩り」1979年作

M男日記
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いろんな「変態さん」が出てくる楽しい?映画です。豪邸と地下のSM部屋。何かとゴージャスです。私的には「★★★☆☆」星3つ。

昔、日活ロマンポルノというものがありました。1970年代、80年代の話です。ネットも、DVDやブルーレイなどの円盤もありませんでした。当時はビデオテープさえありません。エッチな映画は映画館でしか見れませんでした。

この頃は映画の全盛期が過ぎて、次第にテレビに首位の座を奪われて来た時代です。今のテレビからネットに移行しているのと似ています。

その低迷を打破するために、日活はピンク路線に舵を切ったのだそうです。その中の1本です。意外に面白かったので、ご紹介します。仮にも大手映画会社の作品なので、ロケやスタッフにもお金がかかっている感じがします。

アマゾンのプライム会員なら無料で見れます。(2023/6現在)タイトルの当て字の「ダビデ」が最初は読めませんでした。(笑)

原作はマンガで、この映画以外にアニメもあるみたいです。

SM、レイプ、寝取られ、自殺、殺人、死姦と色々含まれて「ごった煮」のような作品。「トラック野郎」監督で、単なるポルノではないサスペンス・ドラマ仕立てです。ストーリー性があって展開が面白いです。

強姦された大学教授夫人の子として産み落とされた主人公が、真の父親である強姦魔の影を追って女性を陵辱殺人する裏の顔を持つ話。

3Pしたホステスの言い分が真っ当です。強盗に妻が目の前で強姦された大学教授は、妻への屈折した恨みを晴らすために、妻を縛って今度は自分が妻の目の前でホステスとエッチします。

ホステス「銀座にお店を! 奥さんが見てる~。たえ子いっちゃう~」と教授との絡みを妻に見せます。それを鍵穴から見ていた息子がこのホステスを憎みます。完全に「逆恨み」です。

その後、誘拐されたホステスは、
(血のつながりは無くても)あなたを育てて大学を出して遺産を残してくれたのは、もう一人の父親じゃない」ともっともな発言。
それに対して、息子は、
おれは本当のオヤジ(強姦魔)の生き方を選ぶ
と言って、1階でパーティーをやっている最中、地下室で彼女を殺害します。

突然トラック野郎の菅原文太が出てきてびっくり。カメオ出演(友情出演)です。監督はただのポルノにはしたくなかったのでしょうね。何となく監督の気合が感じられる映画です。

ほんとうに「変態さん」がいっぱい出てくる作品です。

一人目の変態さんは大学教授。妻が目の前で強姦されて、SMに目覚めて変態になってしまいました。エッチな日記をつける趣味もあります。自分の「種」の入っていない息子をイジメて、最後はその子に殺されるという、考えれば可哀そうな父親です。

奥さんはSMで責められますが、まともな人です。最後は自殺してしまいます。

二人目の変態さんは、その息子。死んだ魚の目をしたこの映画の主人公です。母が自殺。父の秘密の日記を発見して、出生の秘密を見つけ、父を事故に見せかけ殺害。変態のシリアル・キラーになってしまいました。最初にホステスを殺害します。

ホステスは大学教授に強要され、縛られた奥さんにエッチを見せつけるビッチですが、まともな人です。息子の逆恨みで、不運にも殺されてしまいます。

三人目の変態さんは、弁論大会で優勝した女子高生。誘拐され次第に変態に調教されます。主人公に従順で、この映画の女性では、唯一生き残ります。ノイローゼで失踪していた、ということで事件にはなりません。

四人目の変態さんは、アイドルの女マネージャー。「ドS」に目覚めて、アイドルをいたぶるようになってしまいます。ムチ打って「私はスケベ―な黒豚です」とアイドルに言わせいます。脱失に失敗して殺されてしまいます。

アイドル自身は単にプライドの高いだけの女。小麦色なので「黒豚」と。昭和の日焼けしたアイドルを彷彿させます。最後は狙撃で殺されてしまいます。いきなり主人公がスナイパーになって唐突感が激しいです。

五人目の変態さんは、清純派の幼なじみ。最後の最後に、この人が一番変態だった、というカミング・アウトがあります。女は怖い!

何と5人も変態が出てくる楽しい映画です。

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