もう死語になってしまった「成人映画館」ってご存知ですか? 名前の通り、成人男性向け映画、いわゆる「ポルノ映画」や「ピンク映画」を専門で上映する映画館のことです。
家でエッチな動画を見れるこの時代、映画館に行く必要は無いのですが、出会いの場になっていることもあって、未だに2館だけ残ってはいます。
エッチな動画は映画館でしか見れない時代がありました。今はネット配信が中心ですが、その前の時代はプルーレイやDVDなどの円盤が主役でした。
その前は、と言えばVHSの「ビデオテープ」でした。「8mm」とかのフィルムも一部にはありましたが、取り扱いが面倒なので一般家庭には普及しませんでした。扱いが簡単で、ほぼ全ての家庭に「ビデオ」が普及しました。
さらにその前、つまり家庭で自由に動画を見ることができなかった時代というのもありました。1983年辺りに「レンタルビデオ店」が出現し始めたので、その更に前の時代になります。
その頃、普及し始めたものが成人映画館で上映されるポルノ映画でした。
東京にも、かつては100館以上の成人映画館がありました。
それも過去の話。今では、残りはもう池袋と上野の2館のみです。寂しい限りです。😭
池袋には北口に「シネロマン池袋」は、ピンク映画など成人映画を専門に上映する老舗映画館です。ちょうど北口のホテル街に向かう途中にあります。
もう1館は上野の「上野オークラ劇場」です。同じビル内の3つのフロアに、オークラ劇場、オークラ劇場2、特選劇場が分かれてあります。
「上野オークラ劇場」が1700円で3本観られる映画館、「上野特選劇場」がワンコイン(500円)で映画を観られる名画座となっています。何と500円です。
「オークラ劇場2」は2階席の別のシアターで、同じ映画が同時刻に上映されます。 2000円で1階シアターにも入れるそうです。座席も1階よりいいらしい。
オークラ劇場は露出や女装と女装した男が好きな男、上野特選劇場はゲイがメインらしいです。出会いの場になっているそうです。男一人で行くと、その手の男性に声をかけられたり、ジロジロ見られたりする可能性がありますので。
普通に映画を観たい場合は、1階用チケット(1700円)を購入。
なにか期待する場合は、2階用チケット(2000円)を購入。
もっと刺激が欲しいなら、特選劇場(500円)で。
ごく普通にエッチな映画館を体験したいのなら、「シネロマン池袋」がいいでしょう。
それか「上野オークラ劇場(1階)」を。
◆上野オークラ劇場 ⇒ホームページ
◆シネロマン池袋 ⇒ホームページ
どちらも料金は「学割」とかもありました。観に来る学生がいるのかしら。もちろん今の高齢化日本になら「シニア割」は当然あります。池袋のほうが「女性割」も、あと「映画の日割」ありました。
コメント