時代劇の日活ロマンポルノです。前に紹介した「色暦大奥秘話」とは違い、こちらは町娘の浮世絵師の話です。私的には「★☆☆☆☆」星1つ。イマイチでした。ロマンポルノの時代物であれば「大奥シリーズ」をお勧めします。
「大奥シリーズ」は9本も作られていますが、こちの「町娘」版はこの一本だけ。やはり大奥のほうが人気があったのでしょう。大奥物のほうがレズやイジメや折檻などドロドロした人間関係が描けるので、話が広く展開できるのだと思います。
あらすじは、貧しい絵師の女房が、ある男にはずかしめられる。絵師は風景画のみで、人気のある春画は書けず貧乏で病弱だ。女房は茶屋で働きながら、淫らな客をスケッチして夫にアドバイスする。なぜだか女房も絵がうまい(笑)。それは絵師の師匠の娘だったからだが、、、やがて病弱な絵師に代わり春画を描き人気を得る。その後、絵師はは結核で亡くなる。彼が最後まで犯された妻を許していないことがわかる。レイプ犯の浮世絵を書くことで復讐を企てる。
大奥物の「色暦大奥秘話」が同じ年で、その直後の公開だったようです。主演も同じ「小川節子」。他にも大奥に出ていた俳優が出演していました。
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色暦女浮世絵師 1971/12/18公開 67分
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